原発事故賠償金打ち切りはやめろ、生活再建支援金を500万円に、
医療・介護費の一部負担金免除を復活し国の財政支援実現を
主催:“被災者の声を聴け“国会総行動実行委員会
1、日 時 12月13日(金)12:30~16:00
2、主 催 ”被災者の声を聴け”12・13国会総行動実行委員会
<実行委員会構成団体>
・東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議
・東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センター
・東日本大震災・原発被害者の救援・復興めざす福島県共同センター
3、共 催 全国災対連(全労連・全商連・民医連・農民連・保団連・新婦人・
生健会・日本科学者会議・日本医療福祉生協連・民青・自由法曹団・
国土研・新建・国公労連・全教・自治労連・生協労連・国交労組
【地方組織は略】)
4、後 援 ・国民大運動実行委員会(要請中)・中央社保協(要請中)
5、国会総行動の主な目的と経過と要求
(1)東日本大震災・原発事故から2年9か月経過しているにもかかわらず、被災者の多
くは依然として仮設住宅住まいであり、原発事故によって福島の県民は県内外に広域
に避難住まいを余儀なくされています。仮設住宅や広域避難から一刻も早く元の住ま
いに帰りたいと思う被災者に、安倍政権の政策は冷や水を浴びせています。来年4月
から消費税増税を実施すると表明し、さらに復興基金の法人税付加税の前倒し廃止
は、被災者の怒りを買っています。加えて社会保障制度の大改悪も準備されており、
復興の足かせになることは必至です。
(2)復旧・復興が遅れている下で、被災地では被災者に寄り添った復興闘争に取り組
んでいます。岩手では、11月2日から11月4日まで県内2コースで「いわて復興一揆大
行進」に取り組みました。この行進は被災沿岸部の自治体や住民を激励し、「6項目
署名」への賛同を広げ、政府に突き付けようと取り組まれ、12月に政府あてに請願す
ることにしています。
福島でも、原発ゼロをめざす大集会を11月2日福島で成功させ、同時に大規模な署名
活動を取り組んでいます。これらの運動の年内の集約点として国会総行動が準備され
ています。
(3)被災3県では、県民要求に基づく署名活動に取り組んでいます。今回の国会総行動
では、その署名項目の中で、最も中心的なものに絞って省庁に実現を迫る要請行動に
取り組みます。その要請項目は、以下の3点とします。
① 被災地では、仮設住宅に多くの被災者が暮らしています。これから寒冷期を迎え
る時期を迎え特に高齢者にとっては厳しい生活環境となる下で、被災した被保険者
等の医療費一部負担金と介護保険の利用料負担の減免措置を復活し、全額国による
財政支援を強く求める。
② 現在上限300万円の被災者生活再建支援制度の改善を行い、支援金を500万円に
引き上げることと、支給対象に半壊世帯も含めて拡充することを求める。
③ 福島第一原発事故によって住まいも生業も奪われ、いまだに14万人を超える福
島県民が県内外で避難生活を強いられる中、復興の前提となる廃炉・除染・賠償は
進んでいません。その一方で、被害者の損害賠償請求権を消滅させる時効だけが着
実に進行し、早ければ来年3月以降次々に成立することになります。原発事故による
被害・損害はすべて賠償すること。また民法上の時効(3年)を援用しないための特別
法を作ることを求める。
6、参加目標 500人以上
被災3県 250人以上
中央団体 250人以上(国会総行動へ参加してください。院内集会には代表参加。)
首都圏 50人(国会総行動へ参加してください。院内集会には代表参加。)
7、行動内容
(1)”被災者の声を聴け”12・13国会総行動
時 間 12:30~13:30
会 場 衆議院第2議員会館前
主 催 ”被災者の声を聴け”12・13国会総行動実行委員会
共 催 全国災対連
後 援 大運動実行委員会 中央社保協
内 容 司会(みやぎ県民センター)
主催あいさつ(6分) 救援・復興岩手県民会議
激励あいさつ(7分) 国会議員
激励あいさつ(7分) 全国災対連
各団体からの決意表明(3分×7人)
<官邸前へ移動>
シュプレヒコール(3分)
閉会あいさつ・団結がんばろう(3分)
(2)院内集会 「省庁要請」或いは、「各党の態度を聴く」
集 合 14:00~15:30頃
会 場 衆議院第1議員会館1F大会議室
集会内容 司会(救援・復興岩手県民会議)
(以下未定)
①省庁要請の場合の要請省庁
厚生労働省
内閣府
経済産業省
②各党の態度を聴く
全政党に代表参加を要請する。
以 上